お知らせNews

この度、あらゆる女性のための、映画や映像制作を通じた支援活動の観点から、

文化・クリエイティブ産業におけるジェンダー平等のための

「ユネスコ親善大使」に河瀨直美が就任しました。（日本人として9年ぶり5人目、日本人女性としては初）

今後の活動についてもぜひご期待ください。

以下、河瀨直美からのコメント。

この度、ユネスコ親善大使に任命されましたことを大変誇りに想います。この地球上に暮らす、すべての人が唯一無二の存在として、その人生を謳歌する権利を有しています。けれどあらゆる「ひずみ」の中で、特に女性の声を含む、小さな声がかき消されてゆく現実も、目の当たりにします。これら多様な価値観に光を当て、たしかな命のきらめきに気づかなければならない。人類の根源的に豊かな営みを1000年先にも、またそのずっと先にも繋いでゆきたい。映画や映像制作を通じて、物語の中に、人類の豊かな未来を創造すべく、親善大使としての任を全うしたいと思います。

かわせなおみ

UNESCO公式の報道リンクはこちら

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同日開催中のユネスコ「2021年アフリカウィーク」の一環で、チュニジア/フランスの脚本家・映画作家であるナディア・エル・ファニー氏、セネガルの映画監督であるファトゥ・センゴア氏と共にアフリカのクリエイティブ・映画産業とジェンダーの問題について語り合いました。

来年度には「なら国際映画祭」とユネスコの共同で、アフリカの若手映画作家を招いて、奈良にてワークショップを行う「Grand Voyage for Africa」を開催。奈良からアフリカの地域にも光を当ててまいります。